引越し業者社員が伝える引越し料金を抑えるコツ5選+よくある注意点

節約

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皆さん、こんにちは!さこちゃんです。

年が明け、春が近づいてきましたね(とはいえ、まだ寒い日が続いていますが…)。春(3月〜4月)と言えば、入学や就職など、新しい環境に移る時期ですね。それと同時に、引越しのシーズンでもあります。

皆さんは引越しの予定、ありますか?

この時期の引越しは、どうしても料金が高くなりがちで、びっくりすることも多いですよね。そこで今回は、引越し業者で働いている私が伝授する、引越し費用を抑えるコツ5選と、注意すべきポイントをまとめました。少しでもお役に立てれば嬉しいです!

まず、結論からお伝えすると、引越し料金を抑えるためのコツは以下の5つです。

1.相見積もりをとろう!

2.近距離の引越しなら、運べる物は自分で運ぼう!

3.引越し時期を考えよう!

4.時間帯は指定せず、業者に任せよう!

5.付帯サービスを削減しよう!

これから、1項目ずつ解説し、注意点も合わせてお伝えしますね。

1. 相見積もりを取ろう!

これは今や鉄板のアドバイスですね。まず、相場を知ることがとても大切です。必ず3社以上の見積もりを取りましょう。
大手だけではなく、地元の企業も一社見積もりを取ることがおすすです。

「面倒だし、2社でもいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、3社以上を取る理由は以下の通りです。

①交渉材料が足りない

②希望の日時が空いているか分からない

悪質な業者を避けられる


①交渉材料が足りない

2社だけでは交渉が難しくなります。2社目は1社目の金額に合わせてくることが多いため、値下げ交渉が進まない可能性がああります。

引越しの相見積もりを取る際に、よくあるケースがこちらです。

「他社の金額を教えていただければ、そこよりもお得にします」といった提案。もちろん、ここまで直接的な言い方をする業者は少ないかもしれませんが、基本的にはこのようなやり取りが行われます。

例えば、2社で相見積もりを取った場合、1社目が10万円で提示したところ、2社目が「1社目よりお値打ちにします。97,000円でどうでしょうか」と言って、1社目の金額に合わせてくることがあります。これが、実際の相場より高い金額であった場合、無駄に高い料金を支払ってしまうリスクがあるんです(実際、相場が70,000円前後なんてことも…泣)。

これに対する対策は、他社の話をする前に、自社の料金をしっかりと出させることです。営業マンはプロですので、反応やちょっとしたセリフから、お客様が他社の見積もりを聞いているかどうかをだいたい察知します。それでも、まずは他社の金額を言わずに、自社の料金を提示させ確認しましょう。

もし、1社目の提示額が相場より安ければ問題はありませんが、もし相場より高ければ、高額な料金を提示されている可能性があるので、その点は注意が必要です。

②希望の日時が空いているか分からない

1社しか空いていなければ、同じ条件で料金を比べることができません。3社以上あれば、より柔軟に調整できる可能性が広がります。

2社で相見積もりを取った場合、次のようなケースが考えられます。

引越し希望日が3月1日または3月2日だとしましょう。1社は3月1日なら引越しが可能だけれど、もう1社は両日とも予約が埋まっている場合、予約が空いている1社だけで料金が出てしまいます。この結果、実質的に1社だけの見積りとなり、相場より高い料金を提示されてしまう場合があります(特に3月などの繁忙期では、このようなケースが多いです)。

このようなリスクを避けるためには、必ず3社以上の相見積もりを取ることが大切です。3社を比較することで、希望の日時に空いている業者を選びやすくなり、料金の適正化も図れます。

また、引越しシーズンなど繁忙期に営業マンから「今契約いただかないと、トラックが埋まってしまい、対応できなくなる可能性が高いです!」と言われる事があるかもしれません。

しかし、このような口車には絶対に乗らないようにしましょう。実際に、トラックが埋まってしまうケースもありますが、遅くとも同日に3社相見積もりを取り、その日のうちに契約の連絡をすれば大体の場合問題なく対応していただけることがほとんどです。(相見積りをとる為に日付を跨ぐと希望日に対応出来ない可能性がグッと上がりますので注意しましょう。)

※本当に空きが少ない場合、見積もり依頼を出した際に「希望日が埋まりつつあります」と案内があることが一般的です。案内がなかった場合でも、見積り訪問日を早めに設定するように催促があることもあります。

③悪質な業者を避けられる

相見積もりを取らないと、相場よりも高い料金を請求する業者に当たってしまうリスクがあります。3社以上の見積もりを取ることで、悪質な業者を見極めやすくなります。

ここでひとつ質問です。

皆さんは相見積もりを取る目的は何だと思いますか?

これまでのお話を読んでいただいた方なら、「相場を知るため!」と自信を持って答えるかもしれませんが、それだけではありません。

大切なのは、引越しサービスの内容です。

具体例を挙げてみましょう。

①3Tトラック使用、3月1日午前中に市内で引越し:¥70,000
②4Tトラック使用、3月1日午前中に市内で引越し:¥90,000

この場合、違いはトラックのサイズ料金です。同じ荷物を見積もっても、業者によってトラックの選定が異なることがあります。簡単に言うと、業者(プロ)でも見積もりを間違えることがあるんです。
例えば、トラックの空き状況や荷物の量によって、小さなトラックで対応しようとする業者もあります。

こんなトラブルが起きることも

安い料金が魅力で①の業者に依頼した場合、実際には3Tのトラックに荷物が乗りきらず、追加料金を請求される場合があります。さらに、往復して夜遅くまで引越しが続く可能性もあります。

結局、②の業者に依頼しておけばよかったと後悔することに…。

悪徳業者は、後から追加料金を請求してくることがあります。特に、使用するトラックについての説明がない業者には注意が必要です。とはいえ、真っ当な業者でも、状況によっては追加料金が発生する場合があります。ですので、どのような場合に追加料金が発生するのか、事前にしっかり確認しておくことが大切です。信頼できる業者であれば、追加料金が発生する可能性について、注意事項として明確に説明してくれるはずです。

さらに注意すべき場合

次に、こういったケースを考えてみましょう。

①3Tトラック使用、3月1日午前中に市内で引越し:¥70,000
②4Tトラック使用、3月1日午前中に市内で引越し:¥90,000
③4Tトラック使用、3月1日午前中に市内で引越し:¥85,000

この場合、①の業者に疑問を感じませんか?

他の2社は4Tトラックを使用しているのに、①の業者だけ3Tトラックを使っているのはなぜ?荷物がすべて乗るのか心配になりませんか?

3社で相見積もりを取ることにより、料金だけでなく、引越しの内容も比べられるようになります。例えば、トラックのサイズだけでなく、エアコンの工事内容にも違いがあることがあります。ある業者は基本工事だけで見積もり、別の業者は新居で必要になる特殊工事や部品代も考慮している場合もあります。このような内容の違いを無視して、額面だけで比較してしまう方も多いです。

悪徳業者に当たると、事前に説明もなく、引越し当日に次々と追加料金を請求されることがあります。そのため、しっかりと3社の内容を比較して、料金だけでなく、サービスの詳細も確認しておきましょう。これが、後で驚かないための重要なポイントです。

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2.近距離の引越しなら、運べる物は自分で運ぼう!

こちらのアドバイスは全ての方に当てはまるわけではありませんが、引越し料金はトラックのサイズによって変動することが多いです。例えば、家財量が小さいトラックにギリギリ乗るかどうかのケースでは、業者はトラブルを避けるため、余裕を持った大きいトラックで案内することがあります

引越し先が近距離で、小物なら自分で運べる場合、小さなトラックを利用して大物の家財を確実に積み込むプランを提案してもらい、料金を節約する方法もあります。

閑散期の場合はそこまで料金差が開かないこともありますが、繁忙期(特に3月〜4月)は大幅に引越し料金を抑えることができる場合があります。

ただし、この方法にはいくつかの注意点があります。

・自分で運ぶことで体を痛めてしまう可能性がある

・賃貸の壁に傷をつけて、修復費用が発生するリスクがある

・賃貸の退去日程に余裕がなく、結局自分で運び切れないことがある

・小物を運ぶために車両をレンタルし、逆に余分な費用がかかってしまう場合がある

これらの失敗はよくあるので、事前にしっかり把握しておきましょう。

3.引越し時期を考えよう!

ここで問題です!
一年を通して引越し料金が高くなる月はいつでしょうか?

正解は、、、3月と4月です!
(ちなみに、9月~10月も中間決算期の影響で企業の引越しが多く、12月は年末で忙しくなります。)

次の問題です!
月の中で引越し料金が高くなるのは、どの時期でしょうか?

①上旬(1〜10日頃)
②中旬(11〜20日頃)
③下旬(21〜31日頃)

答えは、、、③の下旬です!
理由は、賃貸の退去日が月末に集中するため、引越しの依頼が多くなります。
※なお、家賃を日割りで計算してくれる場合もあり、上旬(特に1〜3日頃)も混みやすいことがあります。

では、最後の問題です!
次のうち、引越し料金が高くなりやすいのはどれでしょうか?

①土日祝日
②大安(吉日)
③午前中の引越し

正解は、、、すべてです!
①土日祝日:お休みの方が多いため、平日よりも予約が集中しがちです。
②大安:日柄が良いため、特にマンション購入や新築の引越しが多くなります。
③午前中の引越し:午前中に引越しを終わらせることで、午後に片付けをしたり、次の日の予定に響かない点が人気です。

まとめると、引越し料金が高くなる条件はこんな感じです:

・引越し繁忙月(3月~4月、9月~10月、12月)

・土日祝日

・日柄の良い日

・午前からのお引越し

これらの条件が重なると、引越し料金はかなり高くなります。
(例外として、3月は上旬よりも中旬、4月は下旬よりも上旬が忙しいことが多いので、注意が必要です。)引越しの費用を抑えるためには、できるだけピーク時期や条件を避けて日程を調整することが大切です。

具体的な例を見てみましょう。

例1: 退去日の関係でどうしても3月に引越しをしなければならない場合
   → 月末ではなく、中旬の平日の午後から引越しをする

例2: 新築の引渡しが10月30日で、小さなお子様がいるため午前中に引越しをしたい場合
   → 10月ではなく、11月(閑散期)の上旬の平日に引越しをする

このように、日程を少し調整することで、引越し費用を大幅に抑えられることがあります。自身の譲れる部分を見つけ、柔軟に対応することがポイントです。

4.時間帯は指定せず、業者に任せよう!

先ほど少し触れましたが、引越し作業は午前中から始めるのが人気です。
理由としては、例えば半日作業の場合、午後は片付けに時間をかける必要があるため、午後開始だと作業が遅くなり、翌日の予定に影響が出ることがあります。また、新築やマンション購入の場合、夜間の作業が近隣トラブルを引き起こす可能性を避けるためです。

ここで、引越し料金を抑えるためのコツとして、作業の時間帯を指定しないという方法があります。時間帯を指定しないことで、業者は自分たちの都合の良い時間帯に作業を割り振れるため、割引が適用される可能性が高くなります。さらに、複数の日付を候補として提案すると、業者から「〇日なら午前が、△日なら午後からがお得ですよ」といった具体的な提案を受けられることもあります。
(午前から作業が人気のことが多いですが、日付によっては午前から作業の方が業者にとっての都合が良い場合がありますので、一度業者の聞いてみましょう)

逆に、「11時から開始してほしい」と具体的な時間を指定すると、半日で終わる作業でもトラックを1日チャーターしなければならなくなり、その分料金が高くなることが多いため注意が必要です。

5.付帯サービスを削減しよう!

ここからは、引越し料金をさらに節約したい方向けの上級編アドバイスをお伝えします。
まず、一般的な引越しサービスについて簡単に説明しますね。

・ダンボールの提供

・ダンボールの回収

・家具の解体/組立

・照明器具の脱着

・洗濯機の取り付け・支払い方法(クレジットカード、QR決済等)    etc.


※一部のサービスは業者によってオプション料金が発生する場合もあります

ここでは、1〜4の方法を試した後、
さらに料金を下げたいという場合に試していただきたい節約術をご紹介します。

簡単に言うと、引越し料金に含まれているサービスを取り除いて、少しでもコストを削減する方法です。

具体的な例を挙げてみましょう。

例1: ダンボールを中古にして費用を抑える

新品のダンボールを提供してもらうことが多いですが、「中古のダンボールでも大丈夫」と伝えてみましょう。

新品のダンボールには仕入れコストがかかるため、中古のものに変更することで業者側のコストカットに繋がり、その分料金を安くしてもらえる可能性があります。

例2: 支払い方法を現金にして値引き交渉

「支払いを現金で行うので、もう少しお値引きしてもらえませんか?」と提案してみてください。

クレジットカードで支払う場合、業者はカード会社に手数料(約3%)を支払う必要があります。現金支払いにすることで業者に手数料分の負担が減り、その分割引をしてもらえることがあります。

例3: 自分でできる作業を担当して料金を抑える

「家具の解体・組立や照明器具の脱着は自分でやりますので、料金を少し下げていただけますか?」と提案する方法もあります。

自分で作業をすることで、業者の作業時間を短縮したり、作業人数を減らせるため、その分料金を抑えることができる場合があります。

このように、こちらから提案をすることで、業者が柔軟に対応してくれることがあります。大切なのは、一方的に値切るのではなく、双方にとってメリットがある提案をすることです。

ただし、最後のアドバイスはあくまで「最終手段」として利用してください。業者によっては対応してくれないこともありますので、その点はご留意ください。

まとめ

今回は、引越し料金を抑えるためのコツを、実際に業界で働いている人の視点からお伝えしました。

1. 相見積もりをとろう!

複数の業者に見積もりを依頼することで、相場を把握し、最適なプランを選びましょう。

2. 近距離の引越しなら、自分で運べる物は運ぼう!

距離が近ければ、自分で運べるものを運ぶことでコストを削減できます。

3. 引越し時期を考えよう!

引越しの繁忙期(特に3月末)に比べて、閑散期の料金は格段に安くなります。大手の場合、繁忙期では通常の5倍近くの料金がかかることもあります。場合によっては、引越しをするよりも家具を買い替えた方が安く済むことも。

4. 時間帯は指定せず、業者に任せよう!

時間帯をフレキシブルにすることで、業者にとって空いている時間を選んでもらい、料金を抑えることができます。

5. 付帯サービスを削減しよう!

必要ないサービスを削減することで、引越し費用を抑えることができます。

大切なのは、予算内でコントロールできる範囲で節約することです。どうしても譲れない条件や、引越し時期に制約がある場合もあるかと思いますが、それらを踏まえて最適なプランを立てることが重要です。

私も、お客様にとって満足のいくプランを提供できるよう、日々努力していきます!

この記事が少しでも皆さんの生活に役立つことを願ってます。

ありがとうございました!さこちゃんでした、ピース。♯3

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